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ChatGPTやAI検索に自分のお店は出てくる?無料でできる月1回の確かめ方と記録の読み方

ChatGPTやAI検索に自分のお店は出てくる?無料でできる月1回の確かめ方と記録の読み方

AI検索にお店が出ているかどうかは、有料のツールを使わなくても確かめられます。月に1回、旅行者が聞きそうな質問をGoogleやChatGPT、Perplexityに聞いて、結果を表に書き留めていくだけです。

以前、AI検索にお店を推薦してもらうために、ページに書いておくことという記事で、ページを直したらAIに聞いてみてください、と書きました。ただ、AI検索は聞くたびに答えが変わります。一度聞いただけでは、出なかったから駄目とも、出たから安心とも言えません。同じ質問を毎月続けて記録し、並べて見ると、直すべきところが分かってきます。この記事では、その記録の付け方と読み方をまとめました。

Point1回の結果で判断せず、同じ質問を毎月記録して並べて読みます。

AI検索の答えが日によって変わる理由

白い机に置かれたノートパソコンとメモ帳、コーヒー

GoogleのAI検索の答えは、いつも同じ形で出るわけではありません。検索結果の上に出る「AIによる概要」は、生成AIが特に役に立つとシステムが判断した場合に表示される、とGoogleは説明しています。同じ質問でも、表示されない日があります。AIの回答には間違いが含まれることがある、とも書かれています。

ChatGPTやPerplexityでも、聞くたびに言い回しや挙がるお店が変わることがあります。ですから、1回の結果で判断せず、続けて記録したものを並べて見ます。

AIに出るための特別な仕掛けも要りません。Googleの案内には「AIによる概要やAIモードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません」とあります。結局のところは、旅行者の条件に合う事実がページに書いてあるかどうかで決まります。

AIに聞く質問の作り方

AI検索の記録が役に立つかどうかは、質問の作り方で変わります。旅行者は「おすすめのお店」とは聞きません。何を食べたいか、どのあたりか、何ができるお店かを組み合わせて、具体的に聞いてきます。記録に使う質問も、ご自身のお店が候補に入るはずの聞き方で用意します。

業態・エリア・できることの3つを組み合わせて1つの質問文を作る図
図1 質問の作り方。3つを組み合わせて1文にし、お店の名前は入れない
組み合わせるものご自身のお店に当てはめると例
業態料理のジャンル、施術の種類、商品の種類ラーメン/居酒屋/ヘアカット/和菓子
エリア駅名、地名、観光地からの距離浅草/上野駅から徒歩10分/渋谷駅の近く
できることページに「できる」と書いたこと英語メニュー/ベジタリアン対応/当日予約/カード払い/子ども連れ可
組み合わせた質問3つを1文にする。お店の名前は入れない「浅草で英語メニューがある居酒屋」「上野駅から徒歩10分以内でベジタリアン対応のラーメン店」「渋谷で当日予約できて英語対応の美容室」

本数は5〜10本あれば十分です。増やしすぎると続きません。お店の名前を入れた質問は、別に1本だけ加えておきます。どの言語や条件を優先するかは、お店に来ている国の調べ方で出した割合から決めると絞りやすくなります。

どのAI検索に聞き、何を記録するか

聞く先は、Googleの「AIによる概要」か「AIモード」と、ChatGPT、Perplexityで足ります。どれも回答の近くに、参考にしたページへのリンクが出るので、どこが引用されたかまで追えます。記録するのは、お店が出たかどうかだけではありません。何と説明されたか、どのページが引用されたかも書き留めておきます。

質問を決め、3つのAI検索に聞き、表に記録し、3か月分で傾向を読む4つの手順の図
図2 月1回の確認の流れ。1か月ごとの結果では判断せず、3回分そろってから読む

記録表は、次の6列があれば足ります。表計算ソフトでも紙でも構いません。

確認日質問AI検索お店が出たか引用元何と説明されたか
10月1日浅草で英語メニューがある居酒屋GoogleのAIモード出た(3軒中2番目)お店のメニューのページ「英語メニューあり、カード可」
10月1日同上ChatGPT出ない—ほかのお店が3軒。引用元は予約サイトと口コミ
10月1日同上Perplexity出たGoogleビジネスプロフィール古い営業時間のまま説明された

表の例は、記録の付け方を示すための架空のものです。3行目のように、お店は出ていても古い営業時間で説明されることがあります。お店のページとGoogleビジネスプロフィールで、営業時間が食い違っているしるしです。出たかどうかだけを追っていると、こうした食い違いを見落とします。

3か月分の記録の読み方

木の机に置かれたメモ帳とペン、マグカップ

記録は、3回分がそろってから質問ごとに並べて読みます。よく見かける結果と、そのときに次にやることをまとめました。

3か月の結果考えられること次にやること
出たり出なかったりするAI検索は毎回同じ答えを返さないので、よくあること何もしない。出た回数の増減だけを追う
出るが、説明が事実と違うお店のページ、Googleビジネスプロフィール、予約サイトで情報が食い違っている3か所の営業時間・価格・できることを同じ内容にそろえる
出るが、引用元が予約サイトや口コミばかりお店のページが元の情報として使われていない前の記事で挙げた項目が、お店のページに書いてあるか確かめる
3回とも出ず、ほかのお店の引用元にも出てこない条件に合うお店だと見なされていない質問に入れた条件が、ページに事実として書いてあるか確かめる

出てこないからといって、何かがおかしいとは限りません。GoogleはAIによる概要を、役に立つと判断した場合にだけ表示すると説明しています。そもそも概要が出ない質問もあります。慌てて何かを足す前に、3回分の記録を見比べてください。

Search Consoleで分かること、分からないこと

グラフの資料の横でノートパソコンを操作する手元

Googleの検索データを確かめるツール「Search Console」では、AI検索の分だけを取り出して見ることができません。Googleは、AIによる概要やAIモードに表示されたサイトのデータを、検索タイプが「ウェブ」のパフォーマンスレポートに含めると説明しています。通常の検索と合算されるので、AI機能の分だけを見る項目はないわけです。

ChatGPTやPerplexityから来た人も、アクセス解析では「どのサイトから来たか」が分かる程度です。どの質問で出て、何と説明され、どこが引用されたのかは、手で記録するしかありません。

やらなくていいこと

机に置かれたスマートフォンとペン、マウス

有料の確認ツールは、最初は要りません。質問が5〜10本なら、手作業で30分ほどで終わります。質問が大きく増えてから考えれば間に合います。

AI向けの専用ファイルや構造化データを足す必要もありません。Googleは、AI機能のために新しいファイルやマークアップを作る必要はなく、特別なschema.orgの構造化データも要らないと明記しています。

毎日確かめるのも、かえって逆効果です。日々の変わり方に振り回されてしまいます。月に1回、同じ条件で続けるくらいがちょうどいいでしょう。

出なかった質問を消してしまうのも、もったいないことです。出ない質問こそ、次に直す場所を教えてくれます。質問は変えずに続けてください。

よくある質問

Q. 有料のAI検索の確認ツールは必要ですか

月に5〜10本の質問を確かめるだけなら要りません。3つのAI検索に手作業で聞いて表に記録すれば、30分ほどで終わります。質問の本数が大きく増えてから検討すれば間に合います。

Q. お店が一度も出てきません。何かおかしいのでしょうか

すぐにおかしいとは言えません。GoogleはAIによる概要を、役に立つと判断した場合にだけ表示すると説明しています。3か月分の記録を並べても、ほかのお店の引用元にすら出てこないなら、質問に入れた条件がページに事実として書いてあるかを確かめてください。

Q. どのAI検索を確かめればいいですか

GoogleのAIによる概要かAIモード、ChatGPT、Perplexityの3つで足ります。どれも回答の近くに参考にしたページへのリンクが出るので、お店が出たかどうかと引用元を記録できます。数を増やすより、同じ3つを続けたほうが傾向が見えます。

Q. Search ConsoleでAI検索からのアクセスは分かりますか

分けては見られません。AI機能に表示されたサイトのデータは、検索タイプが「ウェブ」のパフォーマンスレポートに含まれるとGoogleが説明しています。通常の検索と合算されるので、どの質問で出たかは手作業の記録で追いましょう。

まとめ

AI検索にお店が出ているかは、5〜10本の質問を月に1回GoogleとChatGPT、Perplexityに聞き、表に書き留めていけば追えます。出たかどうかに加えて、何と説明され、どこが引用されたかまで記録し、3か月分がそろってから読んでください。

ご相談を受けていると、記録を付けるところまではできても、そこから先で止まっている方が多いように感じます。出てこない原因が書き方なのか、情報の食い違いなのか、表だけでは見分けにくいからです。私たちは、表とお店のページを並べて一緒に読み、次に直す1か所を決めます。読んだ結果、いまは何も直さなくていいとお伝えすることもあります。

3か月分の記録をどう読めばいいか、という段階からでも無料診断でご相談いただけます。検索とAI検索の両方で見つかるページづくりは、SEO・多言語SEOのページにまとめています。

この記事の監修者

瀬川将也

瀬川将也(合同会社ライトハウス 代表)

マーケティング歴10年。マーケティングと制作を手がける会社を含む2社で役員を務め、現在は観光系NPO法人の理事も務めています。上場企業の売上につながるお問い合わせ獲得をゴールとした広告運用・SEO、新規事業の商品の販売戦略構築、飲食店フランチャイズの出店拡大など、大きめの会社から小さなお店まで幅広く支援してきました。

出典

  1. Google 検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」(最終更新 2025年12月31日、2026年9月29日取得)
  2. Google 検索ヘルプ「Google 検索の AI による概要で、情報をすばやく簡単に見つける」(2026年9月29日取得)
  3. 写真:Studio Stock
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